「四月と十月」創刊20周年記念 巡回展
¶ 明後日4月6日(火)より銀座・月光荘画材店/画室1にて「四月と十月」創刊20周年記念 巡回展が始まります(~18日)。
2019年に創刊20周年を迎えたことを記念して、昨年、画廊スペースを併設している取り扱い書店を中心に全国を巡回する同人画家たちのグループ展を予定していましたが、コロナウイルスの影響で延期となり、このたび日程をあらためて開催することとなりました。
同人の絵画作品の展示を中心に、関連書籍等の販売も行います。また、イベント、オープニングパーティ等も企画していますが、こちらについてはいまだ感染状況が見通せないため、直前に各会場と検討したうえで小誌ホームページ、SNS等を通じてお知らせいたします。
皆様のご来場を心よりお待ちしています。
四月と十月同人・発行人 牧野伊三夫
¶ 以下のスケジュールで巡回します。
4月6日(火)~18日(日)/東京・銀座月光荘画材店 画室1/11時から19時(最終日16時まで)
4月24日(土)~5月9日(日)/名古屋・ON READING/12時から20時(初日17時まで)
※初日18~20時に青木隼人ギター演奏 会場スタジオマノマノ 参加費2000円(ドリンク付) 申込infomanomano@gmail.com(担当 宮下)
5月15日(土)~31日(月)/大阪・iTohenギャラリー 土、日、月のみ営業(入店時に1ドリンク注文制)
※初日18~19時に青木隼人ギター演奏 参加費2000円(ドリンク付) 申込 itohen(担当 アジサカ)
6月4日(金)~18日(金)/北九州・d3 gallery/11時から19時(最終日17時まで)
※当会場の展示には地元の作家、Aki、白土あやこ、白圡義実、ぱんとたまねぎ、宮内千鶴も特別参加いたします。
6月26日(土)~7月6日(火)/盛岡・ひめくり/10時半から18時半(最終日16時まで)
作品コメント
『四月と十月』35号で、本堂の縁の下から出てきた下足札に絵を描いた。そして、いまも時々、絵の具箱を持ちだして、その木札に思いのまま描いている。息子がやってきて、「描きたい」と言って参加する。そうやって描いた絵札が菓子箱にだいぶ溜まってきた。巡回展にあわせて、それらを10点ずつ選んで組作品に仕立ててみた(息子が描いたものも混じっている)。作品を並べる壁に見立てた漆喰塗りの台は、寺の出入りの左官職の大石晃司さんと相談して作った。
ブッダ・カフェ 第119回
毎月25日はブッダ・カフェの日です。
ブッダ・カフェ 第119回
難遇今得遇難聞已得聞
遇いがたくしていま遇うことを得たり。 聞きがたくしてすでに聞くことを得たり。
よく知られた親鸞聖人の言葉だが、ここに「今(いま)」と「已(すでに)」という時制がつづけて用いられている。ここには、「今あった」ことは、同時に「已(すで)にあった」ということが言われているのだと思う。「今ある」ことは、やはり「已(すで)にある」ということでもあろう。「今あろう」ということは。
「教えに出遇い、教えを聞くことができたことを、奇跡的な出来事であったと感激をもって受けとめている」(大谷大学HP「きょうのことば - [2009年11月]」)
こうした解釈はむろん間違ってはいない。ただ親鸞は「奇跡的な出来事」だとは思っていないように考える。それが「今(いま)」と「已(すでに)」なのである。
この「今(いま)」と「已(すでに)」という時間の概念に出遇えたことが、親鸞にとって大発見だったのではないだろうか。
今日、3月25日(木)は、ブッダ・カフェの日です。
いつもの客殿の座敷を開けています。いつもの座談においでください。
3月25日(木)
13:00〜16:30
場所:
徳正寺(とくしょうじ)
〒600-8051
○地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角に旧ジュンク堂書店)を南へ50m、西側(右手)に寺の本門があります。
参加費:
300円
ブッダ・カフェ 第118回
毎月25日はブッダ・カフェの日です。
ブッダ・カフェ 第118回
ただ人間がすくわれているというこのことを言いあらわす「南無阿弥陀仏」という名号をとなえたいということにつきる。
賀古(かこ)の教信は、西には垣もせず、極楽とは中をあけあはせて、本尊をもせず、聖教(しょうぎょう)をも持せず、僧にもあらず、俗にもあらぬ形にて、つねに西に向かひて、念仏して、その余は忘れたるがごとし
明日、2月25日(木)は、ブッダ・カフェの日です。
いつもの客殿の座敷を開けています。いつもの座談においでください。
2月25日(木)
13:00〜16:30
場所:
徳正寺(とくしょうじ)
〒600-8051
○地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角に旧ジュンク堂書店)を南へ50m、西側(右手)に寺の本門があります。
参加費:
300円
ブッダ・カフェ 第117回
毎月25日はブッダ・カフェの日です。
ブッダ・カフェ 第117回
ただ人間がすくわれているというこのことを言いあらわす「南無阿弥陀仏」という名号をとなえたいということにつきる。
賀古(かこ)の教信は、西には垣もせず、極楽とは中をあけあはせて、本尊をもせず、聖教(しょうぎょう)をも持せず、僧にもあらず、俗にもあらぬ形にて、つねに西に向かひて、念仏して、その余は忘れたるがごとし
明日、1月25日(月)は、ブッダ・カフェの日です。
わたし、扉野は法務に出ており不在ですが、いつもの客殿の座敷を開けています。
どうぞ座談においでください。
1月25日(月)
13:00〜16:30
場所:
徳正寺(とくしょうじ)
〒600-8051
○地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角に旧ジュンク堂書店)を南へ50m、西側(右手)に寺の本門があります。
参加費:
300円
ブッダ・カフェ 第116回
毎月25日はブッダ・カフェの日です。
ブッダ・カフェ 第116回
ただ人間がすくわれているというこのことを言いあらわす「南無阿弥陀仏」という名号をとなえたいということにつきる。
賀古(かこ)の教信は、西には垣もせず、極楽とは中をあけあはせて、本尊をもせず、聖教(しょうぎょう)をも持せず、僧にもあらず、俗にもあらぬ形にて、つねに西に向かひて、念仏して、その余は忘れたるがごとし
本日、12月25日(金)は、ブッダ・カフェの日です。
いつもの客殿の座敷を開けていますので、どうぞ座談においでください。
12月25日(金)
13:00〜16:30
場所:
徳正寺(とくしょうじ)
〒600-8051
○地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角に旧ジュンク堂書店)を南へ50m、西側(右手)に寺の本門があります。
参加費:
300円
ブッダ・カフェ 第115回
毎月25日はブッダ・カフェの日です。
ブッダ・カフェ 第115回
私たちが、今ここにある「現在」を生きた歴史のなかで考える機縁であり、実践だと考え直す。なにも「現在」は「今」にあるのではなく、已(すで)に歴史の中で遍在している。過去の事歴を温ねるなかで、遇い難くして遇えた機縁がしばしば編集作業の手を止め、聞き難くして聞こえてくる過去の声に耳を澄ませた日々の記録が、どうやらこの『腕木通信』の履歴となりました。
本日、11月25日(水)は、ブッダ・カフェの日です。
さきごろ創刊したばかりの徳正寺五百五十年史の研究誌『腕木通信』について、広く歴史について語ろうと思います。
いつもの客殿の座敷を開けていますので、どうぞくつろぎにおいでください。
11月25日(水)
13:00〜16:30
場所:
徳正寺(とくしょうじ)
〒600-8051
○地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角に旧ジュンク堂書店)を南へ50m、西側(右手)に寺の本門があります。
参加費:
300円
徳正寺五百五十年史研究『腕木通信』創刊
ひょんなことから寺の歴史を紐解くことになり、大谷大学の歴史学科の先生方と徳正寺の由緒を読む会読会(くずし字の勉強会)と寺史研究の発表会を2017年春から続けてきました。『腕木通信』は、その会読会・研究会の成果を報告するための機関誌です。
創刊にこぎつけるまで三年半を要しました。2017年の夏の終わりに編集を開始し、半年後には創刊号が出せるだろうと軽く踏んでいましたが、半年経っても形が見えず、薄い由緒書の一冊さえも読み切ることができず、些細なことを調べるのに丸一日費やしてしまうこともしばしば。徳正寺の歴史が思った以上に複雑で、伝わっている由緒の内容と史実がどうも噛み合わない。そのようなことに気がつき、蔵にこもって古文書の山をかきわけしながら、歴史のねじれを直そうと、地図に寺地の変遷を書き込み、年表に整理したりしているうち、またたくまに時が経ちました。
この三年間は、わたしが住職になるため、教師資格を取得しようと試験を受け、教師資格が取れると、本山東本願寺に泊まりがけで上山し修練を経た時期と重なります。仏教学、真宗学、声明作法の教科書をノートにとり、いままで実地で覚えてきた知識を、あらためて試験勉強で学び直せるという貴重な経験ができました。修練では、思いもかけずひそかに師とあおぐように至る先生と巡り会うこともでき、真宗大谷派という教団に身を置きながら、過去から現在を生きた歴史のなかで社会を見据えて考える大切さを知りました。
昨年(2019年)12月13日、徳正寺18代目の住職を晴れて継嗣し、御門徒への報告には、「仏法を住持する僧職として、寺という聞法(もんぽう)の場に立ち、有縁(うえん)の人々と出遇い、朋(とも)に仏道を歩んで参りたいと念じております。遇(あ)い難(がた)くして、今已(いますで)に遇えたこの機縁を大事にしていく所存です」と殊勝なことを認めました。
住職を継嗣して三ヶ月半後にCOVID-19のパンデミックが人類を襲うなど夢にも思いませんでした。しかし、これは私たちが、今ここにある「現在」を生きた歴史のなかで考える機縁であり、実践だと考え直すのです。なにも「現在」は「今」にあるのではなく、已(すで)に歴史の中で遍在している。過去の事歴を温ねるなかで、遇い難くして遇えた機縁がしばしば編集作業の手を止め、聞き難くして聞こえてくる過去の声に耳を澄ませた日々の記録が、どうやらこの『腕木通信』の履歴となりました。
創刊号の編集に三年半もの時間がかかったのは、刻々と過ぎる時間の中で、過去に刻まれた歴史もまた刻々と過ぎてきたことに気がつくだけの時間だったように思います。
『腕木通信』、今後も年に一冊の間隔で通信履歴を開示していく所存です。
仏暦2563年11月12日
徳正寺
釋 源祐
徳正寺五百五十年史研究
『腕木通信 巻一』
りいぶる・とふん/2020年11月23日発行
A4変形版:297×170mm/無線綴並製本/68ページ
表紙:竹肌GA 菊判 125.0Kg (Y目) 本文:コスモエアライト A判 63.0Kg (Y目)
700部/定価:1,500円(税込)
『腕木通信』をご希望の方は下記メールまでお申し込みください。
tobiranorabbit@gmail.com
メール宛に住所、氏名、連絡先(電話・メールアドレス)、注文冊数、配達方法をお知らせください。
-送料実費のご負担をお願いします。
-1冊のみの注文はレターパックライトにてお届けします。(送料:全国一律500円)
-2冊以上のご注文は宅配便による発送となります。(送料は冊数、地域によって異なります)
-請求書を同封しますので、書籍の到着から10日以内に郵便振替もしくは銀行振込でのご送金をお願いします。恐縮ながら振替手数料はご負担ください。
-振込時の控えをもって領収書に代えさせていただきます。なお見積・納品・請求書の宛名指定や、手書きによる領収書が必要な場合は、その旨お申し付けください。
-宅配便による代引サービスは取り扱っておりません。