ぶろぐ・とふん

扉野良人(とびらのらびと)のブログ

本日のブッダ・カフェ 第120回

 本日のブッダ・カフェ(第120回)ですが、京都府に緊急事態宣言が出たので、対面による開催は控えてZOOMによる座談に切り替えます。

 

 参加、ご希望の方は tobiranorabbit(at)gmail.com にご連絡ください。

 折り返しウェビナーのURLを返信します。


4月25日(日)

13:00〜16:30


場所:

ZOOMによる開催


参加費:なし


ブッダ・カフェ 第120回

毎月25日はブッダ・カフェの日です。


ブッダ・カフェ 第120回

 

  

 

分ちがたく結ばれた二羽の鳥が、同じ木に住まっている。一羽は甘い木の実を食べ、もう一羽は友を眺めつつ食べようとしない。
 
 

(『ムンダカ・ウパニシャッド』、第三ムンダカ、第一カンダ、シュルーティ一。『リグ・ヴェーダ』、I、164、20。『シューヴェーターシュヴァタラ・ウパニシャッド』、第四アデャーヤ、シュルーティ六。)
      ル・クレジオ『物質的恍惚』(豊崎光一訳/新潮社、1970)の扉より

 

  

 4月25日(日)は、ブッダ・カフェの日です。

 いつもの客殿の座敷を開けています。いつもの座談においでください。

 


4月25日(日)

13:00〜16:30


場所:

徳正寺(とくしょうじ)

〒600-8051

京都府京都市下京区富小路通り四条下る徳正寺町39

地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角にジュンク堂書店)を南へ50m、西側(右手)に寺の本門があります。


参加費:

300円


「四月と十月」創刊20周年記念 巡回展

¶ 明後日4月6日(火)より銀座・月光荘画材店/画室1にて「四月と十月」創刊20周年記念 巡回展が始まります(~18日)。

 

 2019年に創刊20周年を迎えたことを記念して、昨年、画廊スペースを併設している取り扱い書店を中心に全国を巡回する同人画家たちのグループ展を予定していましたが、コロナウイルスの影響で延期となり、このたび日程をあらためて開催することとなりました。

同人の絵画作品の展示を中心に、関連書籍等の販売も行います。また、イベント、オープニングパーティ等も企画していますが、こちらについてはいまだ感染状況が見通せないため、直前に各会場と検討したうえで小誌ホームページ、SNS等を通じてお知らせいたします。

 皆様のご来場を心よりお待ちしています。  

 四月と十月同人・発行人 牧野伊三夫

 

 

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¶ 以下のスケジュールで巡回します。

 

4月6日(火)~18日(日)/東京・銀座月光荘画材店 画室1/11時から19時(最終日16時まで)

 

4月24日(土)~5月9日(日)/名古屋・ON READING/12時から20時(初日17時まで) 

※初日18~20時に青木隼人ギター演奏 会場スタジオマノマノ 参加費2000円(ドリンク付) 申込infomanomano@gmail.com(担当 宮下)

 

5月15日(土)~31日(月)/大阪・iTohenギャラリー 土、日、月のみ営業(入店時に1ドリンク注文制) 

※初日18~19時に青木隼人ギター演奏 参加費2000円(ドリンク付) 申込 itohen(担当 アジサカ)

 

6月4日(金)~18日(金)/北九州・d3 gallery/11時から19時(最終日17時まで)

※当会場の展示には地元の作家、Aki、白土あやこ、白圡義実、ぱんとたまねぎ、宮内千鶴も特別参加いたします。

 

6月26日(土)~7月6日(火)/盛岡・ひめくり/10時半から18時半(最終日16時まで)

 

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作品コメント

『四月と十月』35号で、本堂の縁の下から出てきた下足札に絵を描いた。そして、いまも時々、絵の具箱を持ちだして、その木札に思いのまま描いている。息子がやってきて、「描きたい」と言って参加する。そうやって描いた絵札が菓子箱にだいぶ溜まってきた。巡回展にあわせて、それらを10点ずつ選んで組作品に仕立ててみた(息子が描いたものも混じっている)。作品を並べる壁に見立てた漆喰塗りの台は、寺の出入りの左官職の大石晃司さんと相談して作った。

 

 

 

 

ブッダ・カフェ 第119回

毎月25日はブッダ・カフェの日です。


ブッダ・カフェ 第119回

 

 
 世の中に「後」とつくことが矢鱈とある。
 コロナ後、震災後、戦後しかり。一日の中でも食後があり、放課後や昼寝の後がある。わたしたちは常に何かの後に暮らして生きている。
 では今現在は何かの「後」であると同時、なにかの「前」だとも言える。
 最初にあげた言葉を用いると、コロナ前、震災前、戦前。わたしたちは大きく前と後を区切られると、あたり前のことだが以前にはもうもどれないのだと肩を落とし、今と比べてずっと良かったと回想して懐かしむ。はたしてそうだろうか。
 “今”は過去の“後”だが、未来の“前”でもある。一瞬を取りだしても、いま現在という時間は、過去から未来へ絶え間なく不可逆的に入れ替わっていくイメージがつくだろう。そのとき、「今」という瞬間は、じつは存在しないということが理解できる。
 

 

難遇今得遇難聞已得聞

 

遇いがたくしていま遇うことを得たり。 聞きがたくしてすでに聞くことを得たり。


                       親鸞教行信証』総序

 

 よく知られた親鸞聖人の言葉だが、ここに「今(いま)」と「已(すでに)」という時制がつづけて用いられている。ここには、「今あった」ことは、同時に「已(すで)にあった」ということが言われているのだと思う。「今ある」ことは、やはり「已(すで)にある」ということでもあろう。「今あろう」ということは。

「教えに出遇い、教えを聞くことができたことを、奇跡的な出来事であったと感激をもって受けとめている」(大谷大学HP「きょうのことば - [2009年11月]」)

 こうした解釈はむろん間違ってはいない。ただ親鸞は「奇跡的な出来事」だとは思っていないように考える。それが「今(いま)」と「已(すでに)」なのである。

 この「今(いま)」と「已(すでに)」という時間の概念に出遇えたことが、親鸞にとって大発見だったのではないだろうか。

 

 今日、3月25日(木)は、ブッダ・カフェの日です。

 いつもの客殿の座敷を開けています。いつもの座談においでください。

 


3月25日(木)

13:00〜16:30


場所:

徳正寺(とくしょうじ)

〒600-8051

京都府京都市下京区富小路通り四条下る徳正寺町39

地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角にジュンク堂書店)を南へ50m、西側(右手)に寺の本門があります。


参加費:

300円


ブッダ・カフェ 第118回

毎月25日はブッダ・カフェの日です。


ブッダ・カフェ 第118回

 

 3月で震災から10年、9月にはニューヨークのテロから20年。
 ブッダカフェも5月で10年を迎えます。
 それぞれの場所からある時、ある所を思い返してこれからも耳を澄ましていようと思います。
  

ただ人間がすくわれているというこのことを言いあらわす「南無阿弥陀仏」という名号をとなえたいということにつきる。

(『柳宗悦集』〈筑摩書房、一九七五年〉鶴見俊輔「解説」)

 

賀古(かこ)の教信は、西には垣もせず、極楽とは中をあけあはせて、本尊をもせず、聖教(しょうぎょう)をも持せず、僧にもあらず、俗にもあらぬ形にて、つねに西に向かひて、念仏して、その余は忘れたるがごとし

(『一言芳談』より/柳宗悦南無阿弥陀仏』(大法輪閣、一九五五年)収録)

 

 

 明日、2月25日(木)は、ブッダ・カフェの日です。

 いつもの客殿の座敷を開けています。いつもの座談においでください。

 


2月25日(木)

13:00〜16:30


場所:

徳正寺(とくしょうじ)

〒600-8051

京都府京都市下京区富小路通り四条下る徳正寺町39

地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角にジュンク堂書店)を南へ50m、西側(右手)に寺の本門があります。


参加費:

300円


ブッダ・カフェ 第117回

毎月25日はブッダ・カフェの日です。


ブッダ・カフェ 第117回

 

 3月で震災から10年、9月にはニューヨークのテロから20年。
 ブッダカフェも5月で10年を迎えます。
 それぞれの場所からある時、ある所を思い返してこれからも見つめ続けようと思います。
  

ただ人間がすくわれているというこのことを言いあらわす「南無阿弥陀仏」という名号をとなえたいということにつきる。

(『柳宗悦集』〈筑摩書房、一九七五年〉鶴見俊輔「解説」)

 

賀古(かこ)の教信は、西には垣もせず、極楽とは中をあけあはせて、本尊をもせず、聖教(しょうぎょう)をも持せず、僧にもあらず、俗にもあらぬ形にて、つねに西に向かひて、念仏して、その余は忘れたるがごとし

(『一言芳談』より/柳宗悦南無阿弥陀仏』(大法輪閣、一九五五年)収録)

 

 

 明日、1月25日(月)は、ブッダ・カフェの日です。

 わたし、扉野は法務に出ており不在ですが、いつもの客殿の座敷を開けています。

 どうぞ座談においでください。

 

 今年もよろしくお願いします。

 


1月25日(月)

13:00〜16:30


場所:

徳正寺(とくしょうじ)

〒600-8051

京都府京都市下京区富小路通り四条下る徳正寺町39

地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角にジュンク堂書店)を南へ50m、西側(右手)に寺の本門があります。


参加費:

300円


 

ブッダ・カフェ 第116回

毎月25日はブッダ・カフェの日です。


ブッダ・カフェ 第116回

 

ただ人間がすくわれているというこのことを言いあらわす「南無阿弥陀仏」という名号をとなえたいということにつきる。

(『柳宗悦集』〈筑摩書房、一九七五年〉鶴見俊輔「解説」)

 

賀古(かこ)の教信は、西には垣もせず、極楽とは中をあけあはせて、本尊をもせず、聖教(しょうぎょう)をも持せず、僧にもあらず、俗にもあらぬ形にて、つねに西に向かひて、念仏して、その余は忘れたるがごとし

(『一言芳談』より/柳宗悦南無阿弥陀仏』(大法輪閣、一九五五年)収録)

 

 

 本日、12月25日(金)は、ブッダ・カフェの日です。

 いつもの客殿の座敷を開けていますので、どうぞ座談においでください。

 


12月25日(金)

13:00〜16:30


場所:

徳正寺(とくしょうじ)

〒600-8051

京都府京都市下京区富小路通り四条下る徳正寺町39

地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角にジュンク堂書店)を南へ50m、西側(右手)に寺の本門があります。


参加費:

300円