ぶろぐ・とふん

扉野良人(とびらのらびと)のブログ

言葉

「百年のわたくし」 巻四 Poetry Reading Event in TOKUSHOJI

Poetry Reading Event in TOKUSHOJI「百年のわたくし」巻4 聞こえるよ、聴いてごらん ■● 日時:2019年10月5日(土) 15:00~17:00 (開場:14:00/開演:15:00/終演:17:00/閉場:18:00) 会場:徳正寺 - 本堂 〒600-8051京都市下京区富小路通四条下る徳正…

ジョヴァンニ・ボッカッチョとベテルギウス

きのうは『デカメロン』の作者ボッカッチョが瞑して642年目にあたる。 それが600年とか650年だという区切りのいい数字ならともかく、642年という半端な数字をあげるのには理由がある。 昨晩、天空にオリオン座を眺めた人もおられよう。わたしも仕事帰りのバ…

「百年のわたくし」 巻二 Poetry Reading Event in TOKUSHOJI

Poetry Reading Event in TOKUSHOJI 「百年のわたくし」 モノとカタリの地平から ■● 日時:2017年11月23日(木/祝日) 15:00~17:00 (開場:14:00/開演:15:00/終演:17:00) 会場:徳正寺 - 本堂 〒600-8051 京都市下京区徳正寺町39,富小路通四条下る西…

「百年のわたくし」Poetry Reading Event in TOKUSHOJI

Poetry Reading Event in TOKUSHOJI 「百年のわたくし」 ■● 出演者(敬称略): 荒木みどり(あらきみどり) 1952年、長崎市生まれ。73年より京都在住。78年、ヨシダミノルとともに「恋心の本業」を実践(現在に至る)。1979-90年、京都アンデパンダン展に毎…

しかし、わたしは思う

きのうは沖縄慰霊の日であった。 きのう昼飯に入った、町の中華店のカウンター上に据えられたテレビが、平和祈念公園(糸満市)での沖縄全戦没者追悼式の中継をしていた。きのう6月23日が、沖縄戦の旧日本軍の組織的な戦闘が終わった日だと知った。沖縄の住…

ドラマはいつも日没から

劇(ドラマ)はいつも日没からひとのよろこびはみればわかるが 涙をみただけでは 絶望の深さはわからない 瞬間の記憶はあっても瞬間の時間ははじめからない ある絵はある部分を大きな鳥でなく小さな鳥に 小さな鳥でなく大きな鳥 にしたのだな ということだけ…

たのしき磔刑

たのしき磔刑[はりつけ] 竹中郁子供の一人と背中あわせで 寝床のなかで寝て思ふのです ── この子は鳩かな ── この子は風琴かな ── この子は鉱脈かな鳩なら 飛べよ 風琴なら 歌へよ 鉱脈なら 光れよせまい寝床も くるしい夜も なんでもなく過せるのです こ…