ぶろぐ・とふん

扉野良人(とびらのらびと)のブログ

ブッダ・カフェ 第108回

毎月25日はブッダ・カフェの日です。


ブッダ・カフェ 第108回


4月25日(土)
13:00〜16:30
場所:めいめいのいる場所で

 

解脱(ケダチ/げだつ)ノ光輪(クワウリン/こうりん) キハモナシ

光触(クワウソク/こうそく)カフ(む)ル モノハ ミナ

有無(ウム)ヲハナルト ノへ(べ)タマフ

平等覚(ヒヤウトウカク/びょうどうかく)ニ 帰命(クヰミヤウ/きみょう)セヨ

浄土和讃 讃南無阿弥陀偈和讃 五」

 

 われわれ生死の懊悩は、無辺の光にひとたび触れれば、たちまちに氷解する。分別をつけて有無を測ろうなどとする心根からは、いっさい離れてしまおうと仰ってるのだ。平等の慈悲ですべてを救う阿弥陀仏をひとえに頼りなさい。(拙訳)

 

 
 4月25日(土)のブッダ・カフェは、いまここにいるめいめいの場所での開催とします。わたし、扉野はいつもの部屋でみなさんと一緒にいるつもりで過ごします。

 来月も集うことが難しい状況であれば、ブッダカフェのZOOMによるオンライン開催も考えております。

 なお、4月25日は、14:00〜16:00の時間帯で、メリーゴーランド京都-ミシマ社企画による、藤原辰史さんのオンライン講演「パンデミックを生きる指針 ー歴史研究のアプローチ」の配信があります。

 藤原辰史さんは、このコロナ禍に動揺する人間社会をもういちど見つめ直して、人類にとって未来はどうあるべきか、身近な実現可能なところから考える指針、つまり見通しの効かない森の中でひとつの方向を示してくださると思います。

 徳正寺に足を運んだつもりで、藤原さんの話を聞いてみるのも良いかもしれません。有料です。

 


緊急オンライントークイベント
パンデミックを生きる指針
ー歴史研究のアプローチー


藤原辰史(ふじはらたつし/人文科学研究所准教授)

三島邦弘(みしまくにひろ/ミシマ社代表)

鈴木 潤(すずきじゅん/メリーゴーランド京都店長)

4月25日(土) 14:00 - 16:00

100年前に起こったスペイン風邪の歴史を掘り起こしながら、今後どういう事態が起こりうるか、その上で、今後さらに明らかにされるであろう(もともと存在していた)社会の卑しさや矛盾を二度と繰り返さなきように、コロナ後の仕組みの組み直しについて、皆さんと考えていければと思います。

 

オンライン配信(ZOOMによる配信)チケット(定員50名)

●オンライン配信チケットのみ 3,300円 税込
●本つき配信チケット(ミシマ社の雑誌『ちゃぶ台Vol.5』1冊つき 4,510円税込)
●本つき配信チケット(藤原辰史『分解の哲学』〈署名入〉1冊つき 5,390円税込)

※ 「本つき配信チケット」はチケット代が500円引きになっています!
※ オンライン配信をご覧いただくには、インターネット環境が必要です。
※ チケットをご購入の方に、配信URLをお送りいたします。
※ やむを得ない事情によりライブ配信ができなかった場合、ご返金いたします。


ミシマ社HP (https://mishimasha.com/mishinews/chabudai05/001799.html)からご購入いただけます。

オンライン配信イベント(zoom)の参加方法についてはこちらをご覧ください。

14:00〜15:00 藤原辰史
15:05〜16:00 鼎談(藤原辰史×三島邦弘×鈴木 潤)


藤原辰史(ふじはらたつし)
1976年生まれ。京都大学人文科学研究所准教授。専門は農業史、食の思想史。2006年『ナチス・ドイツ有機農業』で日本ドイツ学会奨励賞、2013年『ナチスのキッチン』で河合隼雄学芸賞、2019年日本学術振興会賞、同年『給食の歴史』で辻静雄食文化賞、『分解の哲学』でサントリー学芸賞を受賞。『カブラの冬』『稲の大東亜共栄圏』『食べること考えること』『トラクターの世界史』『食べるとはどういうことか』ほか著書多数。