ぶろぐ・とふん

扉野良人(とびらのらびと)のブログ

ブッダ・カフェ第4回のお知らせ

人間はまだこの世に生まれていなかった
アミーバもまだ見えなかった
原子はしかし既にそこにあった
……
人間はしかしまだ原子を知らなかった
人間の目には見えなかったからである

また長い時間が経過した
人間はゆっくりと未開時代から脱却しつつあった
はっきりとした「思想」を持つ人々が現れてきた
ある少数の天才の頭の中に「原子」の姿が浮かんだ……

……
原始時代が到来した
人々は輝かしい未来を望んだ
人間は遂に原子を征服したのか
いやいやまだまだ安心はできない
人間が「火」を見つけだしたのは遠い遠い昔である
人間は火をあらゆる方面に駆使してきた
しかし火の危険性は今日でもまだ残っている
火の用心は大切だ
放火犯人が一人もいないとはいえない
原子の力はもっと大きい
原子の力はもっと危険なものだ
原子を征服できたと安心してはならない
人間同士の和解が大切だ
人間自身の向上が必要だ

世界は原子と人間からなる
……

 古書店のワゴンに「ご自由にお持ちかえりください」とあった雑本のなかに岩波新書湯川秀樹『本の中の世界』を見つけた。
 いまだから手にするのだな、と思いつつパラパラ眺めていたら、一篇の詩が目に飛び込んできてハッとした。1947年、 湯川が少年少女向きに書いたという「原子と人間」と題されたもの。

ブッダ・カフェ 第四回

バガボンドCAFE @ ブッダ・カフェ
放射能を知ろう〜原発事故に冷静に向き合うための基礎的な科学知識」

 今月はお盆月なので、日曜日に法事が重なり寺の本堂が使えません。
 前回のブッダ・カフェで報告してくださった西村公秀さんをナビゲーターに勉強会をします。8/13のブログに、勉強会をするにあたって、わたしなりの考えを記しています。
 勉強会を主宰する為才さん(為才の日記)、西村さんの趣旨をいまいちど知っていただいたうえで、参加をお考えください。
 第五回のブッダ・カフェは9月25日(日)に予定しています。


8月23日(火)
13:00〜17:00

場所:

〒600-8051

京都府京都市下京区富小路通り四条下る徳正寺町39

徳正寺

地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角にジュンク堂書店)を南へ50m、西側(右手)に寺の本門があります。

連絡先:

「tobiranorabbit☆gmail.com(☆を@に変換)

扉野良人まで」

○参加を希望される方は、ご連絡いただけると幸いです。

○なお参加費(飲み物代など)として300円をいただきます。