ぶろぐ・とふん

扉野良人(とびらのらびと)のブログ

2011-01-01から1年間の記事一覧

ブッダ・カフェ 第8回

ブッダ・カフェ 第8回 直前のご連絡で申しわけありません。ブッダ・カフェは12月25日(日)に開きます。 12月25日(日) 13:00〜17:00 毎月一度のブッダ・カフェも5月から始め、今年も終わろうとしています。 その間、どうしたらなにを築き、どうすればなに…

ブッダ・カフェ 第7回

ブッダ・カフェ 第7回 直前のご連絡で申しわけありません。ブッダ・カフェは11月19日(土)に開きます。 今月は日曜日に法要が重なり、本堂と座敷がふさがっていたり、主催者(扉野)が不在する場合もあって、変則的な開催となりますことお詫びいたします。 …

五帖御文

ブッダ・カフェ 第6回 今月、ブッダ・カフェのご連絡がおそくなりました。 下記の通り、10月30日(日)のいつもの時刻にて開きます。 第6回は、「旅と本」にまつわる小冊子『DECO・CHAT(デコ・シャ)』(10月1日発行)を製作された、デコさんこと中務秀子さ…

《via wwalnuts》

via wwalnuts展が京都で開催されます(10月28日〜11月9日/☞メリーゴーランドKYOTO ギャラリー)。 via wwalnuts は詩人、平出隆さんが主宰のプライベート・プレス(とわたしは考えるのですが)であり、これまでに刊行されたvia wwalnuts叢書〈既刊8冊〉はar…

ブッダ・カフェ第5回のお知らせ

ブッダ・カフェ 第5回 月一回で5月から催してきたブッダ・カフェも5回となり(まだ5回とも言えますが)、いまだ試行錯誤を伴いながら、一刷毛一刷毛淡く色を重ねるような親しみ深い雰囲気が出来つつあると、主催者の主観とはいえ感じるところです。 「淡…

ブッダ・カフェ第4回のお知らせ

人間はまだこの世に生まれていなかった アミーバもまだ見えなかった 原子はしかし既にそこにあった …… 人間はしかしまだ原子を知らなかった 人間の目には見えなかったからであるまた長い時間が経過した 人間はゆっくりと未開時代から脱却しつつあった はっき…

Linx@Taroupho 稲垣足穂展─資料とイメージのフラグメント by 古多仁昴志 後期スタート

http://donogo-o-tonka.jp/ Linx@Tarouphoのためのマニフェスト k. k. そしていま!!! トワイライトゾーン奈良からの始まり ☆ 大和郡山の このコスモ・スポットで 秘密結社の赤色彗星倶楽部員により 月とビーナスがランデブーする地球時間 ドノゴトンカの…

ブッダ・カフェ第4回のお知らせ

ブッダ・カフェ 第四回バガボンドCAFE @ ブッダ・カフェ 「放射能を知ろう〜原発事故に冷静に向き合うための基礎的な科学知識」 今月はお盆月なので、日曜日に法事が重なり寺の本堂が使えません。 前回のブッダ・カフェで報告してくださった西村公秀さんをナ…

水兵リーベ僕の船

旅の前、『珈琲とエクレアと詩人 スケッチ・北村太郎』(港の人)を読んだ。著者の橋口幸子さんは長年、校正の仕事をしていた人。荒地の詩人、北村太郎との思い出が、飾らない筆致でスケッチされる。ゆっくりと読んだ。 北村太郎さんが亡くなってから、もう2…

明日17日、「ブッダ・カフェ」第3回

ブッダ・カフェ 第三回のお知らせ 7月17日(日) 13:00〜17:00場所: 〒600-8051 京都府京都市下京区富小路通り四条下る徳正寺町39 徳正寺○地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角にジュン…

walk alone like a rhinoceros

針と糸を扱うのが苦手である。それだけにとどまらず、わたしには苦手なことがいっぱいある。ノコギリで板を真っ直ぐ引くこと、金槌で釘を打つこと、筆で字を書くことも、文章を書くことさえ苦手なのだ(いまだにそうなので弱る)。 小学校の作文の時間、原稿…

「放射能を知ろう〜原発事故に冷静に向き合うための基礎的な科学知識」

今日の今日に催される勉強会のお知らせで恐縮ですが、もし京都にいらして、ご興味、ご関心のある方あれば、どうぞご参加ください。せんじつブッダ・カフェにもいらした 為才さん http://d.hatena.ne.jp/izai/ の企画です。 「放射能を知ろう〜原発事故に冷静…

Linx@Taroupho 稲垣足穂展─資料とイメージのフラグメント

「彼等の抛心した星屑(フラグメント)が南都へ落ちたって?」 「そんなことくらい先刻承知よ」 Linx@Taroupho 稲垣足穂展─資料とイメージのフラグメント by 古多仁昴志前期:2011.6.26 (日)〜7.31(日) 12:00〜17:00 (月曜日,火曜日休廊)タルホを蒐(あつ)める…

ドラマはいつも日没から

劇(ドラマ)はいつも日没からひとのよろこびはみればわかるが 涙をみただけでは 絶望の深さはわからない 瞬間の記憶はあっても瞬間の時間ははじめからない ある絵はある部分を大きな鳥でなく小さな鳥に 小さな鳥でなく大きな鳥 にしたのだな ということだけ…

竹中郁と浮田要三

昨晩、ひさびさに浮田要三さんに電話をかけてお話をした。前回の文章で綴った浮田さんが嶋本昭三さんとの対談で朗読した『動物磁気』所収の詩はなにだったか、お尋ねしたのだ。 「いやぁ、ラビトくん。ぼくはそんなん朗読したの覚えてへんよ。そぉ、ぼく朗読…

ブッダ・カフェ 明日19日

ブッダ・カフェ 第二回 6月19日(日) 13:00〜17:00場所: 〒600-8051 京都府京都市下京区富小路通り四条下る徳正寺町39 徳正寺○地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角にジュンク堂書店)…

『動物磁気』

このブログの2回目に「たのしき磔刑」という竹中郁の詩を引いて、なにの解説もないままおいたが、その詩を所収した詩集をある友人が届けてくれた。 竹中郁の詩集『動物磁気』。敬愛する詩人のはずなのに、わたしにとって初めて手許におくことになった彼の詩…

トムズボックス展@メリーゴーランド京都

子どもの本専門店 メリーゴーランドKYOTOのギャラリーでトムズボックス展が開催中です。 メリーゴーランドとトムズボックスはともにたくさんの子どもの本を取りそろえる本屋さんですが、その向かうところは対照的。メリーゴーランドが「子どもの本専門店」と…

6月19日 Buddha Cafe

ブッダ・カフェ 第二回のお知らせ 6月19日(日) 13:00〜17:00 3.11から3ヶ月が経ちました。 ひとりひとり、それぞれの3ヶ月の記憶は、記録しようにももはや置き換える言葉のないものとして記憶されてきたのだと思います。 言葉を失っての3ヶ月、わたしたち…

たのしき磔刑

たのしき磔刑[はりつけ] 竹中郁子供の一人と背中あわせで 寝床のなかで寝て思ふのです ── この子は鳩かな ── この子は風琴かな ── この子は鉱脈かな鳩なら 飛べよ 風琴なら 歌へよ 鉱脈なら 光れよせまい寝床も くるしい夜も なんでもなく過せるのです こ…

ブッダカフェとは

ブッダカフェの呼びかけのため、知人たちに送ったメール文を転載します。Buddha Cafe ブッダ・カフェ @京都・徳正寺 ブッダカフェとは──────扉野良人 ブッダカフェという、人と人と会える場と時間を作れないものか、寺でテーブルを囲んでのひとときを過ごす…