ぶろぐ・とふん

扉野良人(とびらのらびと)のブログ

明日17日、「ブッダ・カフェ」第3回

ブッダ・カフェ 第三回のお知らせ
7月17日(日)
13:00〜17:00

場所:
〒600-8051
京都府京都市下京区富小路通り四条下る徳正寺町39
徳正寺

地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角にジュンク堂書店)を南へ50m、西側(右手)に寺の本門があります。

連絡先:
tobiranorabbit☆gmail.com(☆を@に変換)
扉野良人まで

○参加を希望される方は、ご連絡いただけると幸いです。
○なお参加費(飲み物代など)として300円をいただきます。


 先のブログで、わたしは「針と糸を扱うのが苦手である」とまず冒頭に記しました。それは、明日17日に開くブッダ・カフェで旗を作ってみようと思ってのこと。

 ボロ裂を縫い合わせ、パッチワークみたいな、コラージュみたいな、アフリカのラフィア布、朝鮮のポジャギのような、ひとりひとりにとって特別な旗を作ることは出来ないものかと考えたのです。それは権威の象徴ではなく、ただ風にはためく旗。勇気の旗であり、努力の旗であり、目印の旗、気休めの旗、野天でかぶって寒さをしのぐ旗、一箋五厘の旗。
 旗は針と糸で布を縫い合わせることにより出来ます。
 ところが、わたしは針と糸を扱うのが苦手ときました。いや、だからこそ針と糸を手にしてみようと思うのです。

 洋裁店柴洋を営む友人に、旗の作り方を相談してみました。
 あれこれと提案していただき、私たちが旗と言って思い浮かべる掲揚旗のようなものではなく、細長い「幟(のぼり)」や「ふきながし」みたいなのがブッダ・カフェにふさわしいのではないか、と。
 後日さっそく試作品まで作っていただきました。作り方の解説書付きです。
 試作の旗は一見、旗には見えないところがいいな、と思いました。

 仕上がりは、ネクタイの長いものをイメージしてください。用途は旗としてのみならず、たすきやはち巻きにしたり、繋げば縄ばしごにもなりそうです。また何本も集まれば、暖簾やカーテンなどインテリアに、また両端を枠に留めて、ピンと張ればパーテーションとしての用にも使えそうです。

 作り方の解説書は以下のとおり。

 そして完成したら、くるくるくると巻いてポケットに収めることもできるのです。

 あしたは針と糸、若干の布端切れを用意してあります。もし余り布が家にあれば、旗の布として持参していただければ幸いです。
 縫うのが苦手ながら、わたしも旗作りに挑戦してみようと思います。縫い物が得意という方は、ぜひ参加してください。


 午後1時。前回のように読経により開式。今日は話がしたいという方はテーブルにつき、縫い物がしたい方は縁側の明るいところでチクチクとやりましょう。めいめいがめいめいの時間と運針とで過ごしていただければ良いです。


 明日7月17日は、祇園祭山鉾巡行の日です。午前中は四条通りで祭りを見て、午後ブッダ・カフェにいらしてはいかがでしょうか。巡行は、午前9時、四条烏丸から長刀鉾なぎなたぼこ)を先頭に河原町通を経て御池通へ向います。