ぶろぐ・とふん

扉野良人(とびらのらびと)のブログ

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Linx@Taroupho 稲垣足穂展─資料とイメージのフラグメント

「彼等の抛心した星屑(フラグメント)が南都へ落ちたって?」 「そんなことくらい先刻承知よ」 Linx@Taroupho 稲垣足穂展─資料とイメージのフラグメント by 古多仁昴志前期:2011.6.26 (日)〜7.31(日) 12:00〜17:00 (月曜日,火曜日休廊)タルホを蒐(あつ)める…

ドラマはいつも日没から

劇(ドラマ)はいつも日没からひとのよろこびはみればわかるが 涙をみただけでは 絶望の深さはわからない 瞬間の記憶はあっても瞬間の時間ははじめからない ある絵はある部分を大きな鳥でなく小さな鳥に 小さな鳥でなく大きな鳥 にしたのだな ということだけ…

竹中郁と浮田要三

昨晩、ひさびさに浮田要三さんに電話をかけてお話をした。前回の文章で綴った浮田さんが嶋本昭三さんとの対談で朗読した『動物磁気』所収の詩はなにだったか、お尋ねしたのだ。 「いやぁ、ラビトくん。ぼくはそんなん朗読したの覚えてへんよ。そぉ、ぼく朗読…

ブッダ・カフェ 明日19日

ブッダ・カフェ 第二回 6月19日(日) 13:00〜17:00場所: 〒600-8051 京都府京都市下京区富小路通り四条下る徳正寺町39 徳正寺○地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分。京阪祇園四条から徒歩9分。四条富小路交差点(西南角に福寿園が目印。北西角にジュンク堂書店)…

『動物磁気』

このブログの2回目に「たのしき磔刑」という竹中郁の詩を引いて、なにの解説もないままおいたが、その詩を所収した詩集をある友人が届けてくれた。 竹中郁の詩集『動物磁気』。敬愛する詩人のはずなのに、わたしにとって初めて手許におくことになった彼の詩…

トムズボックス展@メリーゴーランド京都

子どもの本専門店 メリーゴーランドKYOTOのギャラリーでトムズボックス展が開催中です。 メリーゴーランドとトムズボックスはともにたくさんの子どもの本を取りそろえる本屋さんですが、その向かうところは対照的。メリーゴーランドが「子どもの本専門店」と…

6月19日 Buddha Cafe

ブッダ・カフェ 第二回のお知らせ 6月19日(日) 13:00〜17:00 3.11から3ヶ月が経ちました。 ひとりひとり、それぞれの3ヶ月の記憶は、記録しようにももはや置き換える言葉のないものとして記憶されてきたのだと思います。 言葉を失っての3ヶ月、わたしたち…